学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / リハビリテーション医学 ▸ §5 リハビリテーションの治療 / QJ31P019
理由で解く 柔道整復師
フレンケル体操は運動失調に対する協調性訓練であり、関節可動域運動ではない。よって誤った組合せは3。
運動療法は目的別に、筋力増強・関節可動域・協調性・持久性の4つに分けて覚えると整理しやすい。フレンケル体操は脊髄癆による感覚性失調の患者に対して考案されたもので、背臥位から座位、立位、歩行へと段階を上げながら、目で見て確認しつつ下肢を狙った位置へ運ぶ動作を反復する。深部感覚の欠落を視覚で代償し、運動の正確さと再現性を取り戻すことが狙いで、関節の動く範囲を広げることを目的とはしていない。同じく失調に用いる弾性緊縛帯や重錘負荷も協調性訓練の仲間であり、「失調=協調性訓練」と束ねて記憶するとこの手の組合せ問題に強くなる。
| 訓練 | 目的分類 | ねらい |
|---|---|---|
| スクワット | 筋力増強運動 | 下肢筋群の筋力・筋持久力向上 |
| 弾性緊縛帯訓練・重錘負荷 | 協調運動練習 | 抵抗と感覚入力で失調の動揺を抑える |
| フレンケル体操 | 協調運動練習 | 視覚代償による運動の正確さの回復 |
| トレッドミル歩行 | 持久性運動 | 心肺機能・歩行持久性の向上 |
| ストレッチ・持続的他動運動 | 関節可動域運動 | 可動域の拡大・拘縮の予防 |
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