学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 病理学概論 ▸ §3 病因 / QJ31A118
理由で解く 柔道整復師
正しい組合せは「甲状腺ホルモン-バセドウ病」。内分泌の問題は、腺→ホルモン→過剰/不足でどうなるか、を一直線につないで覚えると解ける。
内分泌疾患は、ホルモンが過剰か不足かで症状が正反対に出るのが特徴である。下垂体後葉のバソプレシン(抗利尿ホルモン)が不足すれば尿を濃縮できずに多尿となり尿崩症、副腎皮質のコルチゾール過剰でクッシング症候群、アルドステロン過剰で原発性アルドステロン症、副腎髄質のカテコールアミン過剰で褐色細胞腫による発作性高血圧、というように対応づけられる。バセドウ病はTSH受容体に対する自己抗体が受容体を刺激し続けるため、下垂体からの制御を離れて甲状腺ホルモンが作られ続ける自己免疫疾患であり、甲状腺ホルモン過剰の代表として押さえておきたい。組合せ問題では、まず「そのホルモンはどこから出るか」を思い出し、次に疾患側の主役ホルモンを思い出して突き合わせるとよい。
| ホルモン | 主な産生部位 | 過剰でみられる疾患 | 不足でみられる疾患 |
|---|---|---|---|
| 甲状腺ホルモン | 甲状腺 | バセドウ病 | 粘液水腫・クレチン症 |
| 成長ホルモン | 下垂体前葉 | 巨人症・先端巨大症 | 下垂体性小人症 |
| バソプレシン(ADH) | 下垂体後葉 | SIADH(低ナトリウム血症) | 尿崩症 |
| コルチゾール | 副腎皮質(束状帯) | クッシング症候群 | アジソン病 |
| アルドステロン | 副腎皮質(球状帯) | 原発性アルドステロン症 | 低血圧・高カリウム血症 |
| カテコールアミン | 副腎髄質 | 褐色細胞腫 | — |
| インスリン | 膵ランゲルハンス島B細胞 | インスリノーマ(低血糖) | 糖尿病 |
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