学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §12 神経 / QJ31A083
理由で解く 柔道整復師
交感神経は「闘争か逃走」に備える方向に働き、肝臓での糖新生とグリコーゲン分解を促して血糖を上げる。
交感神経が優位になると、瞳孔は散大し、心拍数と心収縮力は増え、気管支は拡張し、骨格筋の血管は広がる一方で、消化管の運動と分泌は抑えられる。エネルギー供給の面では、肝臓のグリコーゲン分解と糖新生が進み、脂肪組織では脂肪分解が進んで、血中のブドウ糖と遊離脂肪酸が増える。副腎髄質から出るアドレナリンもこれを後押しする。選択肢を見たときは「すぐ走り出すのに有利な変化か」で仕分けると、暗記に頼らず判断できる。
| 器官・機能 | 交感神経 | 副交感神経 |
|---|---|---|
| 瞳孔 | 散瞳(α₁) | 縮瞳(M) |
| 心拍数 | 増加(β₁) | 減少(M₂) |
| 気管支 | 拡張(β₂) | 収縮(M₃) |
| 腸管運動 | 抑制 | 亢進 |
| 肝の糖代謝 | グリコーゲン分解・糖新生を促進(血糖上昇) | 目立った作用はない |
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