学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §34 下腿骨骨幹部骨折の固定 / QJ31A035
理由で解く 柔道整復師
この設問は「誤っているのはどれか」を問うています。下腿骨骨幹部骨折の固定範囲は大腿中央部から足のMP関節部までであり、MP関節の手前で止める4が誤りです。
下腿骨骨幹部骨折では、膝関節と足関節の両方を制動して回旋と屈伸を止める必要があります。遠位側は足底を含めてMP関節部まで固定材を及ぼすことで、足関節の底背屈を確実に抑えられます。MP関節の手前で終わってしまうと足部の支持が不十分になり、固定が緩んで骨片の転位を招きます。一方で足趾の運動と観察は妨げないようにするため、MP関節より遠位は覆いません。近位側は大腿中央部までで足り、そこから上へ延長しても固定力は増えず、かえって装着感と管理を悪くします。
| 項目 | 適切な内容 | 理由 |
|---|---|---|
| 近位端 | 大腿中央部 | 膝関節を制動できる最小限の範囲 |
| 遠位端 | 足MP関節部(足底を含む) | 足関節の底背屈を確実に抑える |
| 膝関節肢位 | 30〜40度屈曲位 | 筋緊張を緩め安静を保つ |
| 圧迫の注意点 | 腓骨頭周囲の除圧 | 総腓骨神経麻痺(下垂足)の予防 |
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