学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §32 足関節外側靱帯損傷の診察 / QJ31A033
理由で解く 柔道整復師
足関節外側靱帯のI度損傷は靱帯線維の微小な損傷にとどまるため、所見は限局した圧痛が中心になります。
靱帯損傷はI度(伸張・微小損傷)、II度(部分断裂)、III度(完全断裂)に分けられます。I度では靱帯の連続性が保たれているので不安定性はなく、腫脹も軽度で、前距腓靱帯の走行部に一致した限局性の圧痛が主な手がかりです。逆に、明らかな変形や関節の異常な位置関係、弾発性固定といった所見は、靱帯損傷の範囲を超えて脱臼や骨折を示唆します。したがってI度と判断した場合でも、荷重時痛の程度や骨性の圧痛(外果先端、第5中足骨基部など)を確認し、疑わしければ画像評価のため医師へつなぐ手順を踏みます。
| 程度 | 病態 | 圧痛 | 腫脹 | 不安定性 |
|---|---|---|---|---|
| I度 | 微小損傷(伸張) | 限局 | 軽度 | なし |
| II度 | 部分断裂 | やや広範 | 中等度 | 軽度〜中等度 |
| III度 | 完全断裂 | 広範 | 著明 | 明らか |
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