学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §17 各論(骨折) 下肢 / QJ30P086
理由で解く 柔道整復師

2つ選ぶ問題です。腓骨(外果)の裂離骨折と脛骨内果の斜骨折が組になるのは足関節の内反(回外・内転)強制であり、2と3が答えになります。
足関節果部骨折は、外力の向きによって「引き剥がされる側」と「押し割られる側」が決まります。内反が強制されると、まず外側の外果に付く外側側副靱帯(前距腓靱帯・踵腓靱帯)が緊張し、靱帯が断裂するか、あるいは腓骨(外果)を引き剥がして裂離骨折を生じます。それでも力が続くと距骨が内側へ傾き、脛骨内果を内下方から突き上げるように押すため、内果に剪断力が働いて斜め(縦に近い)の骨折線が入ります。「外側は引かれて裂離(骨折線は横)、内側は押されて斜骨折」という対比で理解すると、外反強制の場合(内果が裂離、外果が斜骨折・螺旋骨折)も裏返しで導けます。
| 強制される方向 | 外側(腓骨・外果) | 内側(脛骨・内果) |
|---|---|---|
| 内反(回外・内転) | 靱帯に引かれて裂離骨折(横走) | 距骨に押されて斜骨折 |
| 外反(回内・外転) | 距骨に押されて斜骨折・螺旋骨折 | 三角靱帯に引かれて裂離骨折(横走) |
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