学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 運動学 ▸ §4 頭・頸部、四肢と体幹の運動(筋の作用および神経支配を含む) / QJ30A110
理由で解く 柔道整復師
足の横アーチを構成するのは中足骨(前方)と楔状骨・立方骨(後方)です。踵骨と距骨は縦アーチ側の骨、末節骨はアーチを構成しません。
足部には内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチの3つがあり、立位で体重を分散し、接地の衝撃を吸収し、蹴り出しではてこの剛性を生むという3つの仕事をしています。横アーチは足を前後に輪切りにしたときに見える左右方向の丸みで、前方は第1〜第5中足骨頭のレベル、後方は楔状骨・立方骨のレベルにあります。中足骨頭部の横アーチが低下して前足部が横に広がった状態が開張足で、本来は第1と第5中足骨頭に分散するはずの荷重が第2・第3中足骨頭へ集中し、中足骨骨頭部痛や胼胝、外反母趾の下地になります。横アーチの支持には母趾内転筋横頭に加え、足底を斜めに走る長腓骨筋腱と後脛骨筋腱が吊り橋のように働きます。前足部の痛みを診たときは、横アーチの高さと開張の有無を確認し、足部内在筋のトレーニングや横アーチパッドの活用を提案するとよいでしょう。
| アーチ | 構成する骨 | 低下したときの状態 |
|---|---|---|
| 内側縦アーチ | 踵骨・距骨・舟状骨・内側楔状骨・第1中足骨 | 扁平足 |
| 外側縦アーチ | 踵骨・立方骨・第5中足骨 | 外側縦アーチの低下 |
| 横アーチ | 中足骨(前方)/楔状骨・立方骨(後方) | 開張足 |
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