学習トップ理由で解く 柔道整復師必修問題 ▸ §6 柔道整復師と国民医療費 / QJ30A039

理由で解く 柔道整復師

QJ30A039 必修問題

出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午前 問39
問題
健康保険の被保険者の自己負担割合で誤っているのはどれか。
選択肢
1 無料-就学前児童
2 1割-75歳以上(現役並み所得者を除く)
3 2割-70歳以上75歳未満(現役並み所得者を除く)
4 3割-70歳未満{
解答
正解1(無料-就学前児童)
解説

就学前の児童の自己負担割合は法律上「2割」であり、無料ではありません。したがって選択肢1が誤りで、これが設問の答えです。

出題当時(第30回国家試験・2022年3月)の健康保険における自己負担割合は、義務教育就学前が2割、義務教育就学後から70歳未満が3割、70歳以上75歳未満が2割(現役並み所得者は3割)、75歳以上が1割(現役並み所得者は3割)でした。多くの自治体が乳幼児・子ども医療費助成を行っているため窓口で支払いが生じないことがありますが、それは自治体独自の助成による結果であり、健康保険法上の給付割合が変わるわけではありません。柔道整復の施術で療養費を取り扱う際も、この年齢区分に沿って一部負担金を計算するため、区分と割合はそのまま実務知識になります。

✓ 1. これが答え(誤っている)
無料-就学前児童
義務教育就学前の自己負担割合は2割です。自治体の医療費助成によって窓口負担が実質生じない地域は多いものの、健康保険の制度上「無料」と定められているわけではないため、この組合せが誤りになります。
✗ 2. 正しい組合せ(答えではない)
1割-75歳以上(現役並み所得者を除く)
出題時点では、後期高齢者医療制度の対象である75歳以上は1割負担(現役並み所得者は3割)でした。組合せとして正しい記述です。
✗ 3. 正しい組合せ(答えではない)
2割-70歳以上75歳未満(現役並み所得者を除く)
70歳以上75歳未満は2割負担(現役並み所得者は3割)です。組合せとして正しい記述です。
✗ 4. 正しい組合せ(答えではない)
3割-70歳未満{
義務教育就学後から70歳未満は3割負担です。組合せとして正しい記述です。
ポイント
  • 出題時点(2022年3月)の区分:就学前2割/就学後〜70歳未満3割/70〜74歳2割/75歳以上1割。
  • 70歳以上でも現役並み所得者は3割。この例外を必ずセットで覚える。
  • 子どもの窓口負担が生じないのは自治体の医療費助成によるもので、健康保険の給付割合とは別。
  • 柔道整復の療養費でも同じ区分で一部負担金を計算するため、実務に直結する。
  • 年齢の切り替えは「義務教育就学前」「70歳」「75歳」の3か所と押さえる。
比較表
年齢区分自己負担割合(2022年3月時点)例外
義務教育就学前2割自治体の助成で窓口負担が生じない場合がある
義務教育就学後〜70歳未満3割
70歳以上75歳未満2割現役並み所得者は3割
75歳以上(後期高齢者医療)1割現役並み所得者は3割
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。