学習トップ理由で解く 柔道整復師必修問題 ▸ §35 包帯法 / QJ30A036

理由で解く 柔道整復師

QJ30A036 必修問題

出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午前 問36
問題
包帯の名称で始端にあたるのはどれか。
選択肢
1
2
3
4
解答
正解3(尾)
解説

巻軸包帯で巻き始めの端(始端)にあたるのは「帯尾」です。

巻軸包帯は各部に名称が決まっており、巻いてある部分(ロール)を帯頭、巻き始めの遊離した端を帯尾、帯尾と帯頭の間の部分を帯体(帯身)と呼びます。実際に巻くときは帯尾を患部に当てて手で押さえ、帯頭を皮膚の上で転がしながら巻き進めていきます。「巻き始めの遊離端が尾、ロール側が頭」と覚えると混乱しにくくなります。用語が正確であれば、固定の手順を記録に残したり、他の施術者や患者に説明したりする際に誤解が生じません。

✓ 3. 正しい
帯尾は巻き始めの端(始端)を指します。この遊離した端を患部に当てて押さえることから巻き始めるため、名称と手順が一致して覚えやすい部分です。
✗ 1. 誤り
帯体(帯身)は帯尾と帯頭の間の部分を指す名称であって、始端ではありません。巻き進めるにつれて帯頭から送り出され、実際に患部へ巻きつけられていく部分です。
✗ 2. 誤り
帯頭は包帯の巻いてある部分(ロール)を指します。巻くときに皮膚の上で転がしていくのはこの帯頭で、巻き始めの端である帯尾とは反対側にあたるため、この設問の答えにはなりません。
✗ 4. 誤り
「軸」は包帯の各部を表す正式な名称としては用いません。巻軸包帯という語の中で巻きの芯を意味するにとどまります。
ポイント
  • 巻軸包帯の各部=帯尾(巻き始めの遊離端=始端)・帯体/帯身(帯尾と帯頭の間の部分)・帯頭(巻いてある部分=ロール)。
  • 覚え方は「巻き始めの遊離端が尾、ロール側が頭」。
  • 巻く手順は、帯尾を患部に当てて押さえ、帯頭を皮膚の上で転がして巻き進める。
  • 用語を正確に使うことで、記録や引き継ぎ、患者への説明で誤解を防げる。
比較表
名称指す部分役割
帯尾巻き始めの遊離した端(始端)患部に当てて押さえ、巻き始める
帯体(帯身)帯尾と帯頭の間の部分帯頭から送り出され、患部に巻きつけられていく
帯頭巻いてある部分(ロール)皮膚の上を転がして巻き進める
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