学習トップ理由で解く 柔道整復師必修問題 ▸ §35 包帯法 / QJ30A007

理由で解く 柔道整復師

QJ30A007 必修問題

出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午前 問7
問題
デゾー包帯法で提肘を目的とするのはどれか。
選択肢
1 第1帯
2 第2帯
3 第3帯
4 第4帯
解答
正解4(第4帯)
解説

デゾー包帯は4本の帯で構成され、提肘(前腕を吊り上げて肘を保持する)を受け持つのは第4帯。正答は4。

デゾー包帯は鎖骨骨折や肩関節脱臼などで上肢を体幹に固定する包帯法で、腋窩に枕子を入れて支点をつくり、上腕を体幹に密着させ、前腕を保持し、最後に肘を吊り上げるという順で機能が積み上がっていく。「支点づくり→上腕を体幹へ→前腕の保持→提肘」という流れで覚えると、番号と役割が自然に結びつく。提肘は上肢の重さによる下向きの荷重を受け止め、骨折部の下垂転位を防ぐ仕上げの役割を担う。

✓ 4. 正しい
第4帯
前腕を吊り上げて肘を保持する提肘の帯。上肢の重さによる下垂を防ぐ、固定の仕上げにあたる。
✗ 1. 誤り
第1帯
腋窩に入れた枕子を固定する帯。以後の固定の支点をつくるのが役割で、提肘ではない。
✗ 2. 誤り
第2帯
患側上腕を体幹に密着させて固定する帯。上腕の位置を決める役割。
✗ 3. 誤り
第3帯
前腕を体幹側に保持する帯。前腕の位置を決める働きであって、吊り上げる提肘そのものではない。
ポイント
  • デゾー包帯は第1〜第4帯の4本立て
  • 第1帯=腋窩枕子の固定(支点づくり)
  • 第2帯=上腕を体幹に固定/第3帯=前腕の保持
  • 第4帯=提肘。上肢の重さによる下垂転位を防ぐ
  • 適応は鎖骨骨折、肩関節脱臼整復後など、上肢を体幹に固定したい場面
比較表
役割ねらい
第1帯腋窩枕子の固定固定の支点をつくる
第2帯上腕を体幹に固定上腕の位置を決める
第3帯前腕の保持前腕の位置を決める
第4帯提肘肘を吊り上げ下垂を防ぐ(正答)
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