学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §22 各論(軟部組織損傷) 上肢 / QJ29P099
理由で解く 柔道整復師
腱板は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つ。リフトオフテストは肩甲下筋の機能をみる検査で、腱板損傷の徒手検査法にあたる。
リフトオフテスト(ガーバーテスト)は、手背を腰背部に当てた肢位から手を背方へ持ち上げさせ、持ち上げられない、あるいは体幹を回旋させて代償する場合を陽性とする。この肢位では肩関節が内旋位に置かれるため、内旋筋である肩甲下筋の働きを単離して評価できる。肩甲下筋は腱板の前方部分を構成するので、この検査は腱板の機能検査に位置づけられる。腱板を扱う検査は他にも、棘上筋を狙うエンプティカン(ジョブ)テスト、外転60〜120度で痛みが出るペインフルアークサイン、挙上位から下ろせず落ちてしまうドロップアームサイン、棘下筋・小円筋をみる外旋抵抗テストなどがある。徒手検査は「どの筋・どの組織を狙っているか」と対にして覚えると取り違えにくい。
| 検査法 | 対象組織 | 方法の要点 |
|---|---|---|
| リフトオフテスト | 肩甲下筋(腱板) | 手背を腰背部に当て、背方へ持ち上げられるか |
| エンプティカン(ジョブ)テスト | 棘上筋(腱板) | 内旋位・肩甲骨面挙上で下方への抵抗 |
| スピードテスト | 上腕二頭筋長頭腱 | 肘伸展・回外位で肩屈曲に抵抗、結節間溝の疼痛 |
| ロードアンドシフトテスト | 関節包・靱帯(不安定性) | 骨頭を関節窩に圧迫しつつ前後へ移動させる |
| クランクテスト | 関節唇(SLAP損傷) | 挙上位で軸圧を加えつつ回旋、疼痛・クリック |
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