学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §12 総論 後療法 / QJ29P076
理由で解く 柔道整復師
超音波の導子は一か所に止めず、常にゆっくり動かしながら当てる。止めると音場が偏り、熱がたまって組織を傷めるおそれがある。
超音波療法は毎秒100万〜300万回の縦波を組織に送り込む物理療法である。連続波では振動エネルギーが熱に変わって深部の温度が上がり(温熱効果)、パルス波では熱の蓄積を抑えつつ微小な機械的振動による組織修復の促進をねらう(非温熱効果)。導子を固定すると入射波と反射波が重なって定在波ができ、特定の点にエネルギーが集中して骨膜の痛みや熱傷を招く。導子はカップリング剤で皮膚に密着させたまま、絶えず移動させる。
| 設定 | 特徴 | 主なねらい |
|---|---|---|
| 連続波 | エネルギーが熱に変わる | 温熱効果(伸張性改善、循環促進) |
| パルス波 | 熱の蓄積を抑える | 非温熱効果(組織修復、急性期) |
| 1MHz | 減衰が少なく深く届く | 深部の筋・腱(約3〜5cm) |
| 3MHz | 浅い層で吸収される | 皮下浅層(約1〜2cm) |
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