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理由で解く 柔道整復師
血液中の二酸化炭素は約70%が重炭酸イオン(HCO₃⁻)として運ばれます。カルバミノ化合物が約20〜23%、物理的溶解が約7〜10%で、重炭酸イオンが圧倒的な主役です。
組織で生じたCO₂は赤血球に入り、そこに豊富な炭酸脱水酵素の働きでH₂O+CO₂→H₂CO₃と一気に反応し、すぐにH⁺とHCO₃⁻に分かれます。生じたHCO₃⁻は赤血球膜を通って血漿へ出ていき、代わりにCl⁻が赤血球に入ります(クロライドシフト=塩素移動)。この交換によって電気的な釣り合いが保たれ、HCO₃⁻の産生が滞らずに進みます。残ったH⁺はヘモグロビンが受け取って緩衝するため、血液のpHは大きく崩れません。肺ではこの反応がすべて逆向きに進み、HCO₃⁻がCO₂に戻って呼気へ排出されます。CO₂運搬が同時に酸塩基平衡の調節でもある、という点まで理解しておくと応用が利きます。
| 運搬形態 | 割合の目安 | 仕組み |
|---|---|---|
| 重炭酸イオン(HCO₃⁻) | 約70% | 赤血球内の炭酸脱水酵素で生成、血漿へ移動 |
| カルバミノ化合物 | 約20〜23% | ヘモグロビンなど蛋白質のアミノ基と結合 |
| 物理的溶解 | 約7〜10% | 血漿・赤血球内に溶けたまま。PaCO₂として測定 |
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