学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §6 泌尿器系 / QJ29A065
理由で解く 柔道整復師
腎柱は皮質が髄質の間に落ち込んだ部分で、皮質の一部である。正答は2。
腎臓の実質は外層の皮質と内層の髄質に分けられる。髄質は円錐形の腎錐体が10数個並んだもので、その先端(腎乳頭)が小腎杯に向かって尿を注ぐ。皮質は表面を覆う層だけで終わらず、隣り合う腎錐体のあいだへ柱のように入り込んでおり、この部分を腎柱(ベルタン柱)という。腎柱は名前こそ「柱」だが組織は皮質そのもので、腎小体(糸球体とボウマン嚢)や曲尿細管を含み、葉間動静脈が上下に走る通路にもなっている。ここで区別したいのが腎洞で、これは実質ではなく腎門から続く「空間」であり、中に腎杯・腎盂・血管・脂肪が収まっている。「実質か、空間か」をまず分けてから皮質・髄質を見るとぶれない。
| 構造 | 所属 | 内容・役割 |
|---|---|---|
| 皮質 | 実質 | 腎小体と曲尿細管が分布する外層 |
| 腎柱 | 実質(皮質の一部) | 腎錐体の間に落ち込んだ皮質。葉間動静脈が走る |
| 腎錐体 | 実質(髄質) | 集合管とヘンレ係蹄直行部。先端は腎乳頭 |
| 腎洞 | 空間 | 腎門から続く腔。腎杯・腎盂・血管・脂肪が入る |
| 腎杯 | 尿路 | 腎乳頭からの尿を受け、腎盂へ導く |
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