学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §6 泌尿器系 / QJ29A066
理由で解く 柔道整復師
男性尿道の4部のうちもっとも狭いのは、尿生殖隔膜を貫く隔膜部(膜様部)。正答は3。
男性尿道は全長およそ16〜20cmで、膀胱側から壁内部・前立腺部・隔膜部・海綿体部の4部に分けられる。太さは一定ではなく、3つの狭窄部(尿道内口・隔膜部・外尿道口)と3つの拡張部(前立腺部・尿道球部・舟状窩)が交互に現れるのが特徴である。隔膜部はわずか1〜2cmと4部の中でもっとも短く、尿生殖隔膜を貫きながら横紋筋である外尿道括約筋に取り巻かれて締めつけられているため、内腔がもっとも細い。さらに尿生殖隔膜に固定されて動きが少ないという構造上の事情があり、骨盤骨折による尿道損傷や、カテーテル操作時の抵抗はこの部位で起こりやすい。
| 部位 | 長さの目安 | 太さ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 壁内部 | 約1cm | 狭窄部(尿道内口) | 内尿道括約筋(平滑筋)に囲まれる |
| 前立腺部 | 約3cm | もっとも広い | 精丘に射精管が開口 |
| 隔膜部 | 1〜2cm | もっとも狭い | 外尿道括約筋(横紋筋)に囲まれ、位置が固定 |
| 海綿体部 | 約15cm | 拡張部を2つ含む | 尿道球部と舟状窩。もっとも長い |
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