学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §35 包帯法 / QJ29A034
理由で解く 柔道整復師
三角巾を頸部で結ぶときは、結び目を正中(頸椎棘突起上)から左右どちらかにずらす。正しいのは4。
三角巾は正方形の布を対角線で切った直角二等辺三角形で、直角の角を「頂点」、その対辺を「底辺」、底辺の両端を「端」と呼ぶ。素材は薄手の布で表裏の区別はなく、どちらの面を体側にしてもよい(汚染していない面を創部側に当てる配慮はする)。結び目を頸椎棘突起の真上に置くと、上肢の重みが一点に集中して圧迫痛や皮膚障害の原因になり、患者が仰臥位になったときにも当たって苦痛を生む。そこで結び目は正中を外して側方(健側寄り)に置き、必要ならガーゼやパッドを間に挟んで圧を分散させる。用途も提肘に限らず、創部の被覆、副子や罨法の固定、圧迫止血、体幹や下肢の固定など幅広い。
| 部位・扱い | 正しい理解 | ありがちな誤解 |
|---|---|---|
| 各部の名称 | 頂点/底辺/端 | 両端を「尾」と呼ぶ |
| 表裏 | 区別なし | 使う面が決まっている |
| 用途 | 提肘・被覆・固定・圧迫止血など | 提肘専用 |
| 結び目の位置 | 頸部正中を外して側方 | 正中で結ぶ |
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