学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §35 包帯法 / QJ29A035
理由で解く 柔道整復師
包帯が8字を描き、しかも交点が毎回同じ位置に重なるように巻くのが亀甲帯。正解は1。
8字型に走行する包帯法には亀甲帯と麦穂帯の二つがあり、両者の違いは交点がずれるかどうかにある。亀甲帯は関節の一方の側(屈側)で交点を毎回同じ場所に重ねるため、亀の甲羅のような模様になり、肘・膝・踵など屈伸する関節を、可動性を残しながら覆うのに向く。中央から上下(末梢・中枢)へ広げていくのが離開性亀甲帯、外側から中央へ寄せていくのが集合性亀甲帯である。一方、麦穂帯は8字の交点が一巻きごとに少しずつずれていくため、麦の穂のような模様となり、肩・股・母指など太さが急に変わる部位に用いる。設問の「交点がずれないように」という条件がそのまま両者の鑑別点になっている。
| 包帯法 | 走行の形 | 交点 | 主な適用部位 |
|---|---|---|---|
| 亀甲帯 | 8字 | 同じ位置に重なる(ずれない) | 肘・膝・踵などの関節 |
| 麦穂帯 | 8字 | 少しずつずれる | 肩・股・母指・足 |
| 螺旋帯 | 螺旋状 | 交点なし | 太さの変化が少ない部位 |
| 折転帯 | 螺旋+折り返し | 交点なし | 太さが変化する前腕・下腿 |
| 蛇行帯 | 間隔をあけた斜走 | 交点なし | 副子・下巻きの仮固定 |
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