学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §35 包帯法 / QJ28A037
理由で解く 柔道整復師
折転帯は巻きながら包帯を折り返すため、包帯の表を向けて巻く区間と裏を向けて巻く区間が交互に現れる。
前腕や下腿のように末梢から中枢へ向かって太さが急に変わる部位では、螺旋帯のまま巻き上げると包帯の上縁が浮き上がって皮膚に密着せず、圧が不均一になる。そこで包帯の上縁を母指で押さえ、包帯を手前に折り返して進行方向を変えながら巻いていくのが折転帯である。折り返すたびに帯表と帯裏が入れ替わるため、表巻きと裏巻きが交互に繰り返される。折転の位置は毎回同じ線上にそろえると仕上がりが整い、点検もしやすい。折転部は局所的に厚くなるので、骨突出部や創部の直上を避けて配置し、圧迫痛や皮膚障害を防ぐ。
| 巻き方 | 折り返しの有無 | 表裏の入れ替わり | 主な適用 |
|---|---|---|---|
| 折転帯 | あり | 交互に入れ替わる | 前腕・下腿など太さが変わる部位 |
| 螺旋帯 | なし | 入れ替わらない | 太さの変化が少ない部位 |
| 亀甲帯 | なし | 入れ替わらない | 肘・膝など関節部 |
| 麦穂帯 | なし | 入れ替わらない | 肩・股関節・手足など |
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