学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §9 上腕骨外科頸外転型骨折の診察および整復 / QJ29A009
理由で解く 柔道整復師
衣類は健側から脱がせ、着せるときは患側から(脱健着患)。患側から脱がせるとした3が設問の答え。
上腕骨外科頸骨折の直後は、わずかな上腕の動きでも骨折部が動揺して激痛を生じ、転位の増強や腋窩神経・腋窩動脈の損傷を招くおそれがある。介助の原則は「患肢を動かさず、周囲を患肢に合わせる」こと。上腕を胸壁に密着させて体幹と一体化させ、前腕を支えて肘の位置を保つ。脱衣は健側の袖を先に抜き、次に体幹側を通し、最後に患側の袖をそっと外す。袖が抜けないときは無理をせず、縫い目を切るか衣類を切開してよい。着せるときは逆に患側から袖を通す。搬送や臥床の際は上肢と頭部を同時に支え、患肢が振られないようにする。
| 場面 | 先に扱う側 | 理由 |
|---|---|---|
| 脱がせる | 健側 | 患肢の運動を最後の最小限にできる |
| 着せる | 患側 | 患肢を大きく動かさずに袖を通せる |
| 袖が抜けない | — | 引っ張らず衣類を切開する |
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