学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 病理学概論 ▸ §9 腫瘍 / QJ28A126
理由で解く 柔道整復師
エプスタイン・バーウイルス(EBV)と関連が深い腫瘍の代表がバーキットリンパ腫です。他の3つはいずれも別のウイルスと結びつきます。
腫瘍の発生にウイルスが関与するものは数が限られており、ウイルスと腫瘍の対応表を作って覚えるのが最短です。EBVはヘルペスウイルス科に属し、Bリンパ球や上皮細胞に感染して伝染性単核球症を起こすほか、バーキットリンパ腫、上咽頭癌、ホジキンリンパ腫の一部、移植後リンパ増殖性疾患などに関与します。バーキットリンパ腫はアフリカに多い地域型で顎骨などに腫瘤をつくり、細胞増殖速度がきわめて速く、組織像では暗い腫瘍細胞の中に明るいマクロファージが点在する「星空像」が知られます。他の肢の対応は、肝細胞癌=B型・C型肝炎ウイルス、子宮頸癌=ヒトパピローマウイルス、成人T細胞白血病=HTLV-1です。
| ウイルス | 関連する腫瘍 |
|---|---|
| EBV(エプスタイン・バーウイルス) | バーキットリンパ腫、上咽頭癌、ホジキンリンパ腫の一部、移植後リンパ増殖性疾患 |
| HBV・HCV | 肝細胞癌 |
| HPV(高リスク型) | 子宮頸癌、中咽頭癌 |
| HTLV-1 | 成人T細胞白血病/リンパ腫 |
| HHV-8 | カポジ肉腫 |
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