学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 病理学概論 ▸ §3 病因 / QJ28A118
理由で解く 柔道整復師
骨肉腫は骨の成長が最も盛んな10歳代(成長期)に好発するため、成長期ー骨肉腫の組合せが正しくなります。
好発年齢の問題は、その病気が起こる体の側の事情とセットで覚えると忘れません。骨肉腫は骨端線付近(大腿骨遠位・脛骨近位など膝周辺が多い)の骨形成が活発な部位から発生するので、身長が急に伸びる時期=10歳代に集中します。同じ発想で、肺硝子膜症は肺サーファクタントがまだ足りない新生児期(とくに早産児)、肝芽腫は胎児期の未熟な肝細胞に由来するため乳幼児期、小児の急性リンパ性白血病は幼児〜学童期にピークがあります。年齢の数字だけを丸暗記するのではなく、「その年齢に何が起きているか」を一言添えて覚えるのが確実です。
| 疾患 | 好発年齢 | 年齢と結びつく理由 |
|---|---|---|
| 肺硝子膜症(新生児呼吸窮迫症候群) | 新生児期(とくに早産児) | 肺サーファクタントが未産生 |
| 肝芽腫 | 乳幼児期(多くは3歳以下) | 胎生期の未熟な肝細胞由来 |
| 急性リンパ性白血病(小児) | 幼児〜学童期(2〜5歳が最多) | リンパ球産生が活発な時期 |
| 骨肉腫 | 成長期(10歳代) | 骨端付近の骨形成が最も活発 |
| 肝細胞癌 | 壮年期〜高齢期 | 慢性肝炎・肝硬変の経過が長い |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。