学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §3 脈管系(循環器系) / QJ28A061
理由で解く 柔道整復師
胸壁の静脈血は肋間静脈を通って奇静脈系に集まり、上大静脈へ注ぎます。
奇静脈は右の上行腰静脈が続いたもので、脊柱の右前面を上行し、第4胸椎の高さで前方へ弓なりに曲がって上大静脈に開きます。右の後肋間静脈は直接奇静脈へ注ぎ、左の後肋間静脈は半奇静脈・副半奇静脈にまとまってから正中を越えて奇静脈に合流します。奇静脈系は上大静脈と下大静脈をつなぐ側副路でもあり、下大静脈が閉塞したときの迂回路として働きます。食道静脈や気管支静脈も奇静脈系に注ぎます。静脈は「どこへ帰るか」で三系統(上大静脈系・下大静脈系・門脈系)に仕分けるのが基本の整理法です。
| 静脈 | 注ぐ先 |
|---|---|
| 後肋間静脈(右) | 奇静脈 → 上大静脈 |
| 後肋間静脈(左) | 半奇静脈・副半奇静脈 → 奇静脈 → 上大静脈 |
| 肝静脈 | 下大静脈 |
| 腎静脈 | 下大静脈 |
| 脾静脈・上腸間膜静脈 | 門脈 → 肝臓 → 肝静脈 → 下大静脈 |
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