学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §3 脈管系(循環器系) / QJ28A062
理由で解く 柔道整復師
一次(中枢)リンパ器官はリンパ球が生まれ成熟する場所で、骨髄と胸腺の2つです。選択肢では胸腺が該当します。
一次リンパ器官では、まだ抗原に出会っていないリンパ球が分化と選択を受けます。B細胞は骨髄で成熟し、T細胞は骨髄で生まれたあと胸腺へ移動して、皮質・髄質を通る間に正の選択と負の選択を受け、自己を攻撃しないものだけが末梢へ送り出されます。これに対して二次(末梢)リンパ器官はリンパ節・脾臓・扁桃・パイエル板などで、成熟したリンパ球が抗原と出会って実際に免疫応答を起こす現場です。胸腺は上縦隔の胸骨の後ろにあり、思春期に最大となったのち退縮して脂肪組織に置き換わります。「作る・育てる場所」と「働く場所」で二分して覚えると迷いません。
| 区分 | 器官 | 役割 |
|---|---|---|
| 一次(中枢) | 骨髄 | すべての血球の産生、B細胞の成熟 |
| 一次(中枢) | 胸腺 | T細胞の成熟(正の選択・負の選択) |
| 二次(末梢) | リンパ節 | リンパ流の関所、抗原提示と免疫応答 |
| 二次(末梢) | 脾臓 | 血液の免疫監視(白脾髄)と赤血球処理(赤脾髄) |
| 二次(末梢) | 扁桃・パイエル板 | 粘膜面での防御(MALT) |
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