学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §16 肩鎖関節上方脱臼の固定 / QJ28A012
理由で解く 柔道整復師
肩鎖関節上方脱臼の保存的固定は、絆創膏による圧迫固定が基本となる。正答は4。
肩鎖関節上方脱臼では鎖骨遠位端が上方に突出し、押すと戻り離すとまた突出するピアノキー症状を示す。整復位を保つには、鎖骨遠位端を上から下へ押さえる力と、下がった上肢を下から突き上げる力の二方向が同時に必要である。ロバート・ジョーンズ固定に代表される絆創膏固定は、肘を上方へ押し上げながら鎖骨遠位端を圧迫する形をとるため、この二方向の力を一度に加えられる。整復位の保持は難しく再転位しやすいので、固定中は絆創膏の緩みと皮膚障害を確認しながら貼り替え、その旨をあらかじめ患者に説明しておく。
| 固定法 | 主な適応 |
|---|---|
| 絆創膏固定(ロバート・ジョーンズ固定) | 肩鎖関節上方脱臼 |
| リング固定・8字帯固定 | 鎖骨骨折 |
| クラーメル副子固定 | 上腕骨骨折など、肢位の保持が必要な損傷 |
| ハンギングキャスト | 上腕骨骨幹部骨折 |
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