学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §17 肩関節烏口下脱臼の診察および整復 / QJ28A013
理由で解く 柔道整復師
烏口下脱臼では腋窩神経が損傷されることがあり、その支配領域である上腕外側の感覚を必ず確認する。正答は4。
肩関節脱臼のうち最も多いのが前方脱臼の烏口下脱臼で、骨頭が烏口突起の下方へ移動する。上腕は軽度外転・内旋位で弾発性固定され、肩の丸みが失われて肩峰が角張り、三角筋部の膨隆が消えて肩峰下に陥凹を触れる。骨頭が関節窩の前下方にあるため、腋窩を通る腋窩神経や腋窩動脈が引き伸ばされたり圧迫されたりしやすい。そこで整復の前後には、腋窩神経の支配する上腕外側の知覚と、末梢の橈骨動脈拍動を確認して記録することが手順として欠かせない。
| 型 | 骨頭の位置 | 特徴 |
|---|---|---|
| 烏口下脱臼 | 烏口突起の下方 | 最も多い。軽度外転・内旋位で弾発性固定 |
| 鎖骨下脱臼 | さらに内方、鎖骨の下方 | 外転位がより強く、変形が目立つ |
| 腋窩(関節窩下)脱臼 | 関節窩の直下 | 上腕が強く外転挙上した肢位をとる |
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