学習トップ理由で解く 柔道整復師必修問題 ▸ §3 柔道整復師と柔道 / QJ28A002

理由で解く 柔道整復師

QJ28A002 必修問題

出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午前 問2
問題
柔道の礼法で正しいのはどれか。
選択肢
1 立礼は上体を約60度曲げる。
2 礼の時間は一呼吸である。
3 坐礼は臀部を踵から離す。
4 正坐から立つときは左足から立つ。
解答
正解2(礼の時間は一呼吸である。)
解説

柔道の礼法は「立礼は上体を約30度」「礼の時間は一呼吸」「坐礼は臀部を踵につけたまま」「立ち座りは左座右起」の4点で整理できる。正答は2。

この設問で問われるのは礼法の値と手順そのものなので、まず4項目を正確に押さえる。立礼は自然本体から上体を約30度前に曲げる。礼にかける時間は立礼・坐礼とも一呼吸。坐礼では臀部を踵につけたまま、両手を膝の前の畳に置いて上体を曲げる。正座への出入りは「左座右起」、すなわち座るときは左足から下げ、立つときは右足から立つ。覚え方としては、4項目をばらばらに暗記せず〈相手への敬意を示しつつ、いつでも動ける姿勢を保つ〉という一本の筋で束ねると、角度・時間・臀部・足の順序をまとめて思い出しやすい。足の左右は語呂で「座るは左・起つは右」と押さえる。国試では数値のすり替え(30度→45度・60度、一呼吸→三呼吸)と左右の入れ替えが定番の作り方なので、値そのものを正確に記憶しておくことが得点に直結する。

✓ 2. 正しい
礼の時間は一呼吸である。
立礼・坐礼とも、礼にかける時間の目安は一呼吸とされる。秒数を数えるのではなく、静かに息を吐いて吸う間(おおよそ4秒程度)と押さえると実技でも再現しやすい。
✗ 1. 誤り
立礼は上体を約60度曲げる。
立礼は自然本体から上体を約30度前に曲げる。60度は誤り。角度は「立礼=約30度」で固定して覚え、45度・60度といった数字が出たら誤りと判断する。
✗ 3. 誤り
坐礼は臀部を踵から離す。
逆である。坐礼は正座のまま臀部を踵につけておき、両手を膝の前の畳に置きながら上体を曲げる。「坐礼=臀部は踵につけたまま、腰は浮かせない」で覚える。
✗ 4. 誤り
正坐から立つときは左足から立つ。
左右が逆。「左座右起」で、座るときは左足から下げ、立つときは右足から立つ。座位・立位の順序をひとまとめの合言葉として覚えておくと取り違えない。
ポイント
  • 立礼は自然本体から上体を約30度前に曲げる。
  • 礼の時間は立礼・坐礼とも一呼吸(息を吐いて吸う間、目安およそ4秒)。
  • 坐礼では臀部を踵につけたまま、両手を膝の前の畳につけて上体を曲げる。
  • 正座への出入りは「左座右起」=座るときは左足から、立つときは右足から。語呂は「座るは左・起つは右」。
  • 4項目は〈敬意を示しつつ、いつでも動ける姿勢を保つ〉と束ねると記憶しやすい(あくまで覚え方であり、由来の説明ではない)。
比較表
項目正しい内容誤答に使われやすい形
立礼の角度上体を約30度前に曲げる約45度/約60度
礼の時間一呼吸(目安およそ4秒)三呼吸/時間の定めなし
坐礼の臀部踵につけたまま浮かせない踵から離す(腰を浮かせる)
座るときの足左足から(左座)右足から
立つときの足右足から(右起)左足から
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