学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 一般臨床医学 ▸ §3 診察各論 視診 / QJ27P024
理由で解く 柔道整復師
つねるような強い痛み刺激でようやくわずかに反応する段階が「昏迷」です。正答は3。
意識障害は、はっきりしている度合いが落ちる「量的な低下(意識混濁)」と、意識の中身が変わる「質的な変化(意識変容)」に分けて考えます。意識混濁は浅い順に傾眠→昏迷→半昏睡→昏睡と段階づけられ、判定のものさしはどれくらい強い刺激で、どれくらい反応するかです。傾眠は呼びかけで開眼し受け答えもできるが放置すると眠り込む段階、昏迷は呼名では反応せず強い痛み刺激で顔をしかめる・手を払いのけるといった反応が出る段階、昏睡はどんな刺激にも反応しない最重症です。実際の記録にはJCS(3-3-9度方式)やGCSを用いて数値化し、経過を追います。施術中に意識障害を疑ったら、意識・呼吸・脈拍を確認して速やかに救急要請します。
| 状態 | 分類 | 反応の目安 |
|---|---|---|
| 傾眠 | 意識混濁(軽度) | 呼名・軽い刺激で開眼、放置すると眠る |
| 昏迷 | 意識混濁(中等度) | 強い痛み刺激にのみ、わずかに反応 |
| 半昏睡 | 意識混濁(高度) | 強い刺激にかろうじて逃避様の動きのみ |
| 昏睡 | 意識混濁(最重度) | いかなる刺激にも反応しない |
| せん妄 | 意識変容 | 混濁+幻覚・錯覚・興奮・失見当識、夜間増悪 |
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