学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 一般臨床医学 ▸ §3 診察各論 視診 / QJ27P023
理由で解く 柔道整復師
日本肥満学会の基準では、BMI 25以上を肥満と判定します。したがって選択肢1が正しく、標準体重の係数(22)と肥満度の分母(標準体重)が、ほかの選択肢との差を分けるポイントです。
BMI(body mass index)は体重(kg)÷身長(m)²で求める体格指数です。日本ではBMI 18.5未満を低体重(やせ)、18.5以上25未満を普通体重、25以上を肥満とし、肥満はさらに1度(25〜30)、2度(30〜35)、3度(35〜40)、4度(40以上)に分けます。WHOは30以上をobesityとしますが、日本人は欧米人より軽度の体重増加でも耐糖能異常・脂質異常症・高血圧を来しやすいため、25以上を肥満としています。また、統計上もっとも疾病の合併が少ないのがBMI 22であることから、標準体重=身長(m)²×22と定義され、肥満度(%)=(実測体重-標準体重)÷標準体重×100で表します。「基準となる値で割る」から分母は標準体重、と理解すれば式を丸暗記せずに済みます。
| 指標・用語 | 定義・計算式 | 判定・ポイント |
|---|---|---|
| BMI | 体重(kg) ÷ 身長(m)² | 18.5未満=低体重/18.5〜25未満=普通体重/25以上=肥満(日本) |
| 標準体重 | 身長(m)² × 22 | 係数22はBMI 22で疾病合併率が最低という根拠に基づく |
| 肥満度 | (実測体重-標準体重) ÷ 標準体重 × 100 (%) | ±10%以内が正常範囲、+20%以上で肥満 |
| るい痩(やせ) | 体重・体脂肪が減少した状態 | BMI 18.5未満が目安。体重の指標のみで表す |
| 悪液質(選択肢の「悪体質」) | 基礎疾患に伴う全身消耗状態 | 筋量減少・貧血・浮腫・皮膚変化などを伴い、体重減少だけでは定義されない |
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