学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §4 消化器系 / QJ27A043
理由で解く 柔道整復師
結腸ヒモは3本です。大網ヒモ・間膜ヒモ・自由ヒモの3本で、大腸の縦走筋が集まって帯状になったものです。
大腸では、消化管の外側を包む縦走筋層が全周に均一に広がらず、3本の帯にまとまります。これが結腸ヒモです。ヒモは腸管そのものより短いため、腸壁が間で膨らんで結腸膨起(ハウストラ)ができ、その境目には内腔へ半月ヒダが張り出します。3本はそれぞれ、大網が付着する大網ヒモ、腸間膜が付着する間膜ヒモ、どちらも付かない自由ヒモと呼び分けます。結腸ヒモに沿って脂肪の小さな袋である腹膜垂が並びます。結腸ヒモ・結腸膨起・腹膜垂の3つは大腸を小腸と見分ける「大腸の3徴」で、盲腸からS状結腸までに認められ、直腸では縦走筋が再び全周に広がるため消えます。なお3本のヒモは盲腸の先端で1点に集まり、その集合点から虫垂が出ているため、開腹時に虫垂を探す確実な目印になります。
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