学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §37 生理学 / QJ27A009
理由で解く 柔道整復師
単球は血中最大の白血球で、組織へ移行するとマクロファージに分化する。好中球と並ぶ代表的な食細胞(貪食細胞)である。
白血球を整理するコツは、「食べる細胞」か「出す細胞」かで分けることである。貪食を主な仕事にしているのは好中球・単球(マクロファージ)・樹状細胞で、細菌や異物、死んだ細胞を細胞内に取り込み、リソソームの酵素や活性酸素で分解する。単球は血管外へ出るとマクロファージへ分化し、貪食に加えて取り込んだ抗原の断片をT細胞へ提示する抗原提示という重要な役割も担う。これに対し好塩基球・好酸球は顆粒内の化学伝達物質や蛋白を放出して働き、NK細胞は標的細胞に細胞傷害性の分子を注入して殺す。いずれも「取り込んで消化する」働きが主役ではない。
| 細胞 | 働き方 | 貪食 |
|---|---|---|
| 好中球 | 細菌を取り込んで殺菌。急性炎症の主役 | する |
| 単球/マクロファージ | 貪食+抗原提示 | する |
| 好酸球 | 顆粒蛋白を放出。寄生虫・アレルギー | 主な働きではない(多少の取り込み能はある) |
| 好塩基球 | ヒスタミン等を放出。Ⅰ型アレルギー | しない |
| NK細胞 | 感染細胞・腫瘍細胞を直接傷害 | しない |
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