学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 衛生学・公衆衛生学 ▸ §5 環境衛生 / QJ26A119
理由で解く 柔道整復師
一酸化炭素は不完全燃焼で生じる気体であり、選択肢のうち燃焼を伴うのは喫煙だけである。屋内では喫煙と開放型燃焼器具が主な発生源になる。
一酸化炭素は炭素を含むものが酸素不足の状態で燃えるときに発生する無色無臭の気体で、においで気づけないことが危険性を高めている。ヘモグロビンとの親和性が酸素の200倍以上あり、微量でも一酸化炭素ヘモグロビンを作って酸素運搬を妨げるため、頭痛・めまい・吐き気から意識障害へ進むことがある。屋内の発生源としては、たばこの煙のほか、ガスコンロ・石油ストーブ・ガス湯沸器などの開放型燃焼器具が代表的である。建築物衛生法(ビル管理法)の室内空気環境基準では、出題当時、一酸化炭素は10ppm以下、二酸化炭素は1000ppm以下と定められていた。対策としては十分な換気の確保、燃焼器具の定期点検と正しい使用、屋内での喫煙場所を分けること(受動喫煙防止)が挙げられる。
| 汚染物質 | 主な屋内発生源 | 建築物衛生法の基準(出題当時) |
|---|---|---|
| 一酸化炭素 | 喫煙、開放型燃焼器具(ガスコンロ・石油ストーブ・ガス湯沸器) | 10ppm以下 |
| 二酸化炭素 | ヒトの呼気、燃焼 | 1000ppm以下 |
| 浮遊粉じん | 喫煙、外気、じんあい | 0.15mg/m³以下 |
| ホルムアルデヒド | 建材・接着剤(シックハウスの原因) | 0.1mg/m³以下 |
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