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理由で解く 柔道整復師
周産期死亡率は統計開始以来ほぼ一貫して低下し続けており、我が国は世界でも最も低い水準にある。
周産期死亡とは「妊娠満22週以後の死産+早期新生児死亡(生後1週未満)」を合わせたもので、出産千対で表す。ここで注意したいのは、この定義が平成7年(1995年)のICD-10適用に伴って改められたものだという点である。それ以前は「妊娠満28週以後の死産+早期新生児死亡」で数えており、数える範囲が広がった分だけ新定義のほうが高い値になるため、統計には平成7年に段差がある(同じ平成7年の値が旧定義で4.7、新定義で7.0)。推移をみるときは定義をそろえるのが原則で、旧定義でみれば昭和55年の20.2から平成7年の4.7へ、新定義でみれば平成7年の7.0から平成27年の3.7へと、どちらの定義で追っても低下が続いている。背景にあるのは母体管理の充実、NICUを備えた周産期母子医療センターの整備、新生児医療の進歩である。乳児死亡率(出生千対)も約2と世界最低水準である。数が減っただけでなく死因の中身も変わり、かつて上位を占めた肺炎・腸炎などの感染症は激減して、現在は先天奇形・変形および染色体異常や周産期に特異的な病態が中心となっている。母子保健の指標は「率は下がり、死因は感染症から先天的要因へ」という2軸で押さえる。
| 指標 | 対象となる死亡 | 分母 |
|---|---|---|
| 死産 | 妊娠満12週以後の死児の出産(自然+人工) | 出産千対 |
| 周産期死亡 | 妊娠満22週以後の死産+早期新生児死亡(平成7年以降の定義。それ以前は満28週以後の死産で計上) | 出産千対(出生+妊娠満22週以後の死産) |
| 早期新生児死亡 | 生後1週未満の死亡 | 出生千対 |
| 新生児死亡 | 生後4週未満の死亡 | 出生千対 |
| 乳児死亡 | 生後1年未満の死亡 | 出生千対 |
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