学習トップ理由で解く 柔道整復師必修問題 ▸ §37 生理学 / QJ26A006

理由で解く 柔道整復師

QJ26A006 必修問題

出典:第26回柔道整復師国家試験(2018)午前 問6
問題
身体の構成成分として体重に占める割合が最も多いのはどれか。
選択肢
1
2 脂質
3 無機塩類
4 蛋白質
解答
正解1(水)
解説

体重に占める割合が最も大きい構成成分は水で、成人でおよそ60%を占める。

水分量は成人男性で体重の約60%、成人女性では脂肪の割合が多い分やや少なく約55%、乳幼児では約70〜80%と多く、高齢者では約50%まで減る。体液は細胞内液(体重の約40%)と細胞外液(約20%=間質液約15%+血漿約5%)に分かれる。残る固形成分は蛋白質が約18%、脂質が約15%、無機塩類(ミネラル)が約5〜6%、糖質は1%未満にすぎない。年齢や体格で数値は動くものの、水が最多という順位は変わらないので、まず「体重の6割は水」を軸に置き、そこから細胞内液4割・細胞外液2割へ枝分かれさせて覚える。

✓ 1. 正しい
成人で体重の約60%を占め、構成成分の中で最も多い。細胞内液が約40%、細胞外液が約20%を占める。
✗ 2. 誤り
脂質
約15%程度で個人差が大きいが、標準的な体格では水を上回らない。脂肪組織は水分が少ないため、脂肪が多いほど体水分の割合は下がる。
✗ 3. 誤り
無機塩類
約5〜6%。その大半はカルシウムとリンで、骨に存在する。
✗ 4. 誤り
蛋白質
約18%で、筋を中心に体を構成する。固形成分では最多だが、水には及ばない。
ポイント
  • 成人の体水分量は体重の約60%(男性60%・女性55%)。乳幼児は約70〜80%、高齢者は約50%
  • 体液の内訳は細胞内液40%+細胞外液20%(間質液15%+血漿5%)
  • 固形成分は蛋白質約18%>脂質約15%>無機塩類約5〜6%>糖質1%未満
  • 無機塩類の大半はカルシウムとリンで骨に存在する
  • 脂肪組織は水分が少ないため、体脂肪が多いほど体水分の割合は低くなる
比較表
構成成分体重に占める割合の目安主な所在
約60%細胞内液40%、細胞外液20%
蛋白質約18%骨格筋、酵素、血漿蛋白
脂質約15%(個人差大)皮下・内臓の脂肪組織、細胞膜
無機塩類約5〜6%骨(カルシウム・リン)、体液の電解質
糖質1%未満肝・骨格筋のグリコーゲン、血糖
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