学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §36 解剖学 / QJ26A004
理由で解く 柔道整復師
黒質は中脳にある神経核で、大脳脚のすぐ背側(被蓋との境)に位置する。メラニン色素を含むため肉眼で黒くみえることが名の由来。
脳幹は上から中脳・橋・延髄に分かれる。中脳には黒質のほか赤核、四丘体(上丘・下丘)、動眼神経核・滑車神経核、中脳水道が含まれる。黒質のドパミン作動性ニューロンは線条体(尾状核・被殻)へ投射して(黒質線条体路)運動の調節に関わっており、ここが変性・脱落してドパミンが不足するとParkinson病の安静時振戦・筋固縮・無動・姿勢反射障害が現れる。中脳の内容を覚えるときは「黒質=中脳=ドパミン=Parkinson病」と一本の線でつないでおくと、機能まで含めて一度に想起できる。
| 部位 | 含まれる主な構造 | 主な働き |
|---|---|---|
| 間脳 | 視床、視床下部、視床上部(松果体) | 感覚の中継、自律・内分泌・体温・摂食の統合 |
| 中脳 | 黒質、赤核、四丘体、動眼・滑車神経核、中脳水道 | 運動の調節、視覚・聴覚反射、姿勢反射 |
| 橋 | 橋核、三叉・外転・顔面神経核、上オリーブ核 | 大脳と小脳の中継、呼吸調節への関与 |
| 延髄 | 錐体交叉、オリーブ核、疑核、孤束核 | 呼吸・循環・嚥下・嘔吐など生命維持の中枢 |
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