学習トップ理由で解く 柔道整復師必修問題 ▸ §36 解剖学 / QJ26A001

理由で解く 柔道整復師

QJ26A001 必修問題

出典:第26回柔道整復師国家試験(2018)午前 問1
問題
ヒトの体細胞内の常染色体数はどれか。
選択肢
1 42
2 44
3 46
4 48
解答
正解2(44)
解説

ヒトの体細胞は46本の染色体をもち、その内訳は常染色体44本(22対)と性染色体2本(1対)である。よって常染色体数は44本。

染色体は父方由来と母方由来が1本ずつ対になって存在し、体細胞では23対=46本になる。このうち22対44本が男女に共通の常染色体で、残る1対が性染色体(女性はXX、男性はXY)である。減数分裂を経た配偶子(精子・卵子)は半数の23本となり、受精によって再び46本に戻る。設問が「全染色体数」を聞いているのか「常染色体数」を聞いているのかで答えが46と44に分かれるため、まず問われている対象を確認する。数を問う出題では「全部で46/常染色体44/性染色体2」の3点セットで思い出すと取り違えない。

✓ 2. 正しい
44
常染色体は22対=44本。体細胞の全染色体46本から性染色体2本を引いた数にあたる。
✗ 1. 誤り
42
21対に相当する数で、ヒトの常染色体数とは一致しない。
✗ 3. 誤り
46
これは常染色体と性染色体を合わせた体細胞の全染色体数。設問は常染色体だけを問うているので、性染色体2本を差し引く必要がある。
✗ 4. 誤り
48
24対に相当する数で、ヒトより多い。ヒトの体細胞には当てはまらない。
ポイント
  • 体細胞の染色体=46本(23対)=常染色体44本(22対)+性染色体2本(1対)
  • 常染色体22対は男女共通。性差を決めるのは性染色体(女性XX・男性XY)
  • 配偶子は減数分裂で半数の23本(常染色体22+性染色体1)になる
  • 「46」は全染色体数のひっかけ。設問が全数か常染色体かを必ず読み分ける
  • 受精卵は23+23=46本となり、体細胞の染色体数に戻る
比較表
何の数か内訳
46体細胞の全染色体数23対(常染色体22対+性染色体1対)
44体細胞の常染色体数(正答)22対
2体細胞の性染色体数1対(XXまたはXY)
23配偶子の全染色体数常染色体22+性染色体1
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