学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §17 各論(骨折) 下肢 / QJ25P088
理由で解く 柔道整復師
骨折部位と誘発される徴候・徒手検査を結ぶ問題。脛骨顆間隆起は前十字靱帯(ACL)の付着部なので、骨折すると前方引き出しテストが陽性になる。正答は3。
この形式は「その骨片に何が付いているか」を考えれば徴候が自動的に決まる。顆間隆起は脛骨関節面の中央に突出する部分で、その前方にACLが付着する。骨端線が閉じていない小児・若年者では、靱帯実質が切れる代わりに付着部が骨ごと剥がれる顆間隆起裂離骨折が起こりやすい。所見はACL損傷とほぼ同じで、関節血腫と前方不安定性を示し、前方引き出しテストやラックマンテストで確認する。整復位が得られないものは手術適応となるため、強い関節血腫があれば穿刺・画像評価のできる医療機関へつなぐ。
| 骨折・損傷 | 付着する組織 | 特徴的な所見・検査 |
|---|---|---|
| 脛骨顆間隆起骨折 | 前十字靱帯 | 関節血腫、前方引き出しテスト・ラックマンテスト陽性 |
| 小転子裂離骨折 | 腸腰筋 | ルドロフ症候(座位で下肢挙上不能) |
| 大転子骨折 | 中殿筋・小殿筋 | 同部の圧痛・腫脹、股関節外転筋力低下 |
| 内側側副靱帯損傷 | ― | 外反ストレステスト陽性 |
| 外側側副靱帯損傷 | ― | 内反ストレステスト陽性 |
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