学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §17 各論(骨折) 下肢 / QJ25P087
理由で解く 柔道整復師
裂離骨折は「その骨に付着している腱・靱帯が骨片を引き剥がす」骨折。脛骨内果には三角靱帯(内側側副靱帯)が付くので、3が正しい組合せ。
裂離骨折の問題は、骨から筋・靱帯を思い出そうとすると迷いやすい。付着部を先に覚え、そこから逆引きするのが確実である。もう一つの手がかりは外力の向きで、引き伸ばされる側は必ず外力と反対側になる。足関節が外返し(回内・外転)を強制されると内側の三角靱帯が張り、靱帯そのものが切れる前に付着部の内果を引き剥がすことが多い。逆に内返し強制では外側の前距腓靱帯・踵腓靱帯や、短腓骨筋腱の付く第5中足骨基部が問題になる。
| 骨の部位 | 付着する腱・靱帯 | 裂離を起こす動き |
|---|---|---|
| 脛骨内果 | 三角靱帯 | 足部の外返し(回内・外転/回内・外旋)強制 |
| 坐骨結節 | 仙結節靱帯・ハムストリングス | 股関節屈曲+膝伸展位での急激な収縮 |
| 腓骨頭 | 大腿二頭筋腱・外側側副靱帯 | 膝の内反強制、大腿二頭筋の急激な収縮 |
| 第5中足骨基部 | 短腓骨筋腱 | 足部の内返し強制 |
| 踵骨隆起 | アキレス腱 | 下腿三頭筋の急激な収縮 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。