学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 運動学 ▸ §1 運動学総論 / QJ25A086
理由で解く 柔道整復師
運動の形は「線運動(並進運動)」と「角運動(回転運動)」の2つに大別されます。物体が向きを保ったまま全体として位置を変えるのが線運動で、経路が直線でも曲線でも線運動に含まれます。
線運動は、物体を構成するすべての点が同じ方向へ同じ距離だけ動く運動です。経路が直線なら直線運動、弧を描けば曲線運動と呼びますが、どちらも線運動の下位区分にあたります。これに対して角運動は運動軸のまわりを回る運動で、軸から遠い点ほど移動距離が大きくなります。ヒトの身体運動は、関節を運動軸とした体節の角運動が基本単位です。そして肩・肘・手関節の角運動を組み合わせることで、手に持った物体は目的の場所へ「運ばれる=線運動する」ことになります。この「関節は回っているが、運ばれる物は移動している」という二重構造をつかむと、4つの選択肢の違いがはっきり見えてきます。
| 項目 | 線運動 | 角運動 |
|---|---|---|
| 別名 | 並進運動 | 回転運動 |
| 運動軸 | もたない | もつ(関節が軸になる) |
| 下位区分 | 直線運動・曲線運動 | — |
| 各点の動き | すべての点が同方向へ同距離 | 軸から遠い点ほど大きく動く |
| 身体での例 | 手に持った食物が口へ運ばれる | 肘の屈曲、肩の外転 |
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