学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §3 脈管系(循環器系) / QJ25A041
理由で解く 柔道整復師
左右一対あるのは腕頭静脈である。上矢状静脈洞・奇静脈・門脈はいずれも単一の血管。
静脈の左右対称性は動脈と一致しないことがあり、そこが出題の急所になる。動脈側では腕頭動脈は右にしかない1本だが、静脈側の腕頭静脈は左右それぞれにあり、内頸静脈と鎖骨下静脈が合流して生じる。左腕頭静脈は上縦隔を斜めに横切って右腕頭静脈と合流し上大静脈になるため、右より明らかに長い。一方、上矢状静脈洞は大脳鎌の上縁を正中に走る単一の硬膜静脈洞、奇静脈は胸部後壁の右側を上行する単一の静脈(左側に相当するのは半奇静脈・副半奇静脈)、門脈は上腸間膜静脈と脾静脈が合流してできる単一の幹である。「腕頭は、動脈が右だけ・静脈は左右にある」と対で覚えると、両方を一度に固定できる。
| 血管 | 左右の別 | 注ぐ先 |
|---|---|---|
| 腕頭静脈 | 一対(左右) | 上大静脈 |
| 上矢状静脈洞 | 単一(正中) | 静脈洞交会 |
| 奇静脈 | 単一(右側) | 上大静脈 |
| 門脈 | 単一 | 肝臓 |
| (参考)腕頭動脈 | 単一(右のみ) | 右総頸・右鎖骨下動脈へ分岐 |
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