学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §2 運動器系 / QJ25A036
理由で解く 柔道整復師
回旋筋腱板(ローテーターカフ)は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋で構成される。大円筋は含まれないため、設問の条件に当てはまるのは4である。
腱板の4筋はいずれも肩甲骨から起こり、腱が肩関節包と癒合しながら上腕骨の大結節(棘上筋・棘下筋・小円筋)または小結節(肩甲下筋)に停止する。この配置により上腕骨頭を関節窩に引きつけ、三角筋が働くときの支点をつくるのが役割である。頭文字をとってSITS(Supraspinatus・Infraspinatus・Teres minor・Subscapularis)と束ねると抜けにくい。大円筋は肩甲骨下角付近から起こって小結節稜に停止し、関節包に癒合せず、支配神経も肩甲下神経で、上腕の内転・内旋・伸展に働く。小円筋(腋窩神経)と大円筋(肩甲下神経)は名前が似るので、支配神経でも区別しておくと安全である。
| 筋 | 停止 | 支配神経 | 腱板 |
|---|---|---|---|
| 棘上筋 | 大結節(上部) | 肩甲上神経 | ○ |
| 棘下筋 | 大結節(中部) | 肩甲上神経 | ○ |
| 小円筋 | 大結節(下部) | 腋窩神経 | ○ |
| 肩甲下筋 | 小結節 | 肩甲下神経 | ○ |
| 大円筋 | 小結節稜 | 肩甲下神経 | × |
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