学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §2 運動器系 / QJ25A037
理由で解く 柔道整復師
二関節筋は縫工筋である。股関節と膝関節の2つをまたいで走る。
二関節筋とは、起始から停止までの間に2つの関節を越える筋のことで、1つの筋が2か所の運動に同時に関わる。縫工筋は上前腸骨棘から起こり、大腿前面を内下方へたすき掛けに走って脛骨粗面の内側(鵞足)に停止するので、股関節では屈曲・外転・外旋、膝関節では屈曲・内旋を担う。人体で最も長い筋であり、あぐらの姿勢をつくる筋と説明されるのは、この二関節性で複数の動きが一度に起こるためである。ほかの代表例はハムストリングス(半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋長頭)、大腿直筋、腓腹筋、上腕二頭筋など。判定に迷ったら「起始の骨」と「停止の骨」を挙げ、その間にいくつ関節があるか数えるとよい。
| 筋群 | 二関節筋 | 単関節筋 |
|---|---|---|
| 大腿前面 | 大腿直筋、縫工筋 | 内側広筋・外側広筋・中間広筋 |
| 大腿後面 | 半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋長頭 | 大腿二頭筋短頭 |
| 下腿後面 | 腓腹筋 | ヒラメ筋 |
| 股関節周囲 | — | 恥骨筋、腸腰筋、大殿筋 |
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