学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §45 柔道整復理論 / QJ25A024
理由で解く 柔道整復師
偽関節です。骨折の合併症は「いつ起こるか」で三つに分けて整理し、治療が終わった後まで残るものが後遺症です。
骨折の合併症は、受傷と同時に生じる併発症(随伴症)、治療経過中に現れる続発症、治癒後も残る後遺症に分類されます。併発症には血管・神経の損傷、内臓損傷、脳脊髄損傷、脱臼の併発などが含まれます。続発症は骨折後の経過中に発生するもので、外傷性皮下気腫、コンパートメント症候群、脂肪塞栓症候群、沈下性肺炎、褥瘡、血栓性静脈炎、化膿性骨髄炎が代表例です。後遺症は偽関節、変形治癒、過剰仮骨形成、関節拘縮、阻血性骨壊死、骨化性筋炎、フォルクマン拘縮、遅発性神経麻痺などです。偽関節は骨癒合が完全に停止した状態で、骨折端が硬化して髄腔が閉鎖し、骨折部に異常可動性が残ります。自然治癒は期待できず観血療法の対象になる点で、まだ癒合の可能性が残っている遷延治癒とは区別します。
| 分類 | 時期 | 代表例 |
|---|---|---|
| 併発症(随伴症) | 受傷と同時 | 血管・神経損傷、内臓損傷、脳脊髄損傷、脱臼の併発 |
| 続発症 | 治療経過中 | 外傷性皮下気腫、コンパートメント症候群、脂肪塞栓症候群、沈下性肺炎、褥瘡、血栓性静脈炎、化膿性骨髄炎 |
| 後遺症 | 治癒後も残存 | 偽関節、変形治癒、過剰仮骨形成、関節拘縮、阻血性骨壊死、骨化性筋炎、フォルクマン拘縮、遅発性神経麻痺 |
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