学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §7 生殖器系 / QJ24A052
理由で解く 柔道整復師
子宮円索(子宮円靱帯)は深鼠径輪から鼠径管に入り、浅鼠径輪を出て大陰唇の皮下に終わる。したがって「子宮円索は鼡径管を通る」が正しい。
子宮円索は卵管の子宮口のすぐ下(子宮角)から起こり、子宮広間膜の前葉に包まれて前外側へ走り、鼠径管を通り抜けて大陰唇の皮下で線維が散在して終わる。発生学的には男性の精巣導帯に相当する構造で、鼠径管を通る主要構造は男性では精索、女性では子宮円索という対応で覚えると確実である。機能的には子宮体を前上方へ引き、子宮の前傾前屈位の保持を助ける。ただし子宮を支える力の主体は基靱帯(子宮頸横靱帯)と仙骨子宮靱帯であり、円索は位置の方向づけを担う、という役割分担で整理しておくとよい。
| 事象・構造 | 起こる(存在する)場所 | 補足 |
|---|---|---|
| 子宮円索の通過路 | 鼠径管 → 大陰唇 | 精巣導帯の相同物。子宮の前傾前屈を助ける |
| 子宮広間膜が覆う部位 | 主に子宮体部 | 頸部(腟上部)は基靱帯・子宮傍組織に囲まれる |
| 黄体の形成 | 卵巣(排卵後の卵胞) | プロゲステロンを主に分泌 |
| 卵胞の成熟 | 卵巣皮質 | 原始 → 一次 → 二次 → 胞状卵胞 |
| 受精 | 卵管膨大部 | 着床は子宮内膜(子宮体部) |
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