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教科書ドリル 生理学 第12章

B-b. 脳幹による調節

第12章 運動 全6問

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随意運動の発現・調節における脳内各部位の役割に関する記述として**誤っている**のはどれか。

1連合野で立てられた運動の計画は、大脳基底核・小脳・運動前野/補足運動野に送られ、どの筋を・どの順番で・どれだけの力で活動させるかといった具体的な運動プログラムが作られる。
2運動プログラムは最終的に一次運動野に伝えられ、そこから脊髄・脳幹の運動ニューロンに運動指令が送られて運動が遂行される。
3小脳は、姿勢の調節や学習された素早い目標到達運動(たとえばスポーツの習得)に特に重要な役割を果たす。
4大脳基底核は、脊髄前角運動ニューロンに直接投射して一次的な随意運動指令を下行させる錐体路の主体である。

解答4

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脳幹による運動調節に関する記述として**正しい**のはどれか。

1脳幹は大脳皮質から独立して存在し、脊髄運動ニューロンとの連絡を持たない。
2脳幹の橋と延髄には、体重を支えるための四肢の筋緊張を調節する中枢が含まれる。
3姿勢反射は大脳皮質のみで統合され、脳幹は関与しない。
4歩行リズムは脊髄内の神経回路のみで自立的に制御され、脳幹による調節は受けない。

解答2

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除脳固縮(γ固縮)に関する記述として**誤っている**のはどれか。

1動物の中脳と橋の間で脳幹を切断することによって生じる。
2四肢の伸筋と頸筋の緊張が亢進し、四肢を硬く伸ばして頸を立てた姿勢をとる。
3最初にα運動ニューロンが直接興奮することで生じ、γ運動ニューロンや筋紡錘は関与しない。
4抑制性の下行路が切断され、促進性の下行路による脊髄運動ニューロンへの影響が相対的に優位となるために起こる。

解答3

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脳幹を中枢とする姿勢反射の受容器として、組み合わせが**正しい**のはどれか。

1緊張性頸反射 ── 前庭器官(半規管・耳石器)
2緊張性頸反射 ── 頸部の関節・靭帯
3緊張性迷路反射 ── 頸部の筋紡錘
4緊張性迷路反射 ── 下肢の腱器官

解答2

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立ち直り反射に関する記述として**正しい**のはどれか。

1中脳と橋の間で切断した除脳動物で、押し倒しても自分で起き上がれる。
2中脳を残した動物(中脳動物)では、随意運動はできなくても反射的に正常な起立姿勢に戻ることができる。
3脊髄のみを残した脊髄動物で最も強く観察される反射である。
4前庭器官の情報はまったく関与せず、視覚情報のみで駆動される。

解答2

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次の文の空欄に入る語を答えよ。

脳幹のうち(ア)と橋には、四肢の筋緊張を調節して体重を支える中枢が含まれる。中脳と橋の間で脳幹を切断すると、伸筋優位の(イ)が生じるが、さらに中脳の上方で切断した中脳動物では(イ)は出現せず、反射的に起立姿勢に戻る(ウ)反射が観察される。脊髄のリズミックな歩行回路は中脳の(エ)野からの支配を受ける。

解答ア 延髄 イ 除脳固縮(γ固縮) ウ 立ち直り エ 歩行

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