学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ B-b. 脳幹による調節 / Q12Bb002

教科書ドリル 生理学

Q12Bb002 運動

問題

脳幹による運動調節に関する記述として**正しい**のはどれか。

選択肢
1脳幹は大脳皮質から独立して存在し、脊髄運動ニューロンとの連絡を持たない。
2脳幹の橋と延髄には、体重を支えるための四肢の筋緊張を調節する中枢が含まれる。
3姿勢反射は大脳皮質のみで統合され、脳幹は関与しない。
4歩行リズムは脊髄内の神経回路のみで自立的に制御され、脳幹による調節は受けない。
解答
正解2
解説

脊髄のみを残した脊髄動物では、末梢の筋が完全に弛緩して起立できないのに対し、脳幹(特に橋・延髄)を残した動物は筋緊張を保って立つことができる。これは脳幹の橋・延髄が抗重力性の筋緊張を調節する中枢を含むことを示す。脳幹は脊髄の運動ニューロンに対して促進性・抑制性の両方向から影響を及ぼしており、独立しているわけではない(選択肢1は誤り)。姿勢反射は視覚・平衡覚・体性感覚の情報をもとに脳幹を中枢として反射性にも調節される(選択肢3は誤り)。脊髄の歩行リズム回路(いわゆる中枢パターン発生器)は中脳歩行野からの支配を受け、橋や視床下部の特定部位からも調節される(選択肢4は誤り)。

解説画像
脳幹による運動調節に関する記述として**正しい**のはどれか。 解説図
脳幹による運動調節に関する記述として**正しい**のはどれか。
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