学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第12章 ▸ B-b. 脳幹による調節 / Q12Bb005
教科書ドリル 生理学
立ち直り反射に関する記述として**正しい**のはどれか。
中脳と橋の間で切断した除脳動物は、除脳固縮を示し、押し倒されても自分で立ち上がることができない(選択肢1は誤り)。これに対して中脳を残した中脳動物(中脳の上方で切断)では除脳固縮を示さず、随意運動はできないが反射的に正常な起立姿勢に戻ることができる(立ち直り反射)。したがって立ち直り反射の中枢は中脳にあると考えられる。脊髄動物では筋は完全に弛緩しており、起立そのものができないため立ち直り反射は観察されない(選択肢3は誤り)。立ち直り反射は、まず前庭器官(迷路)からの情報により頭部を正常位置に戻す「迷路立ち直り反射」が起こり、続いて頸部受容器の情報に基づく「頸立ち直り反射」により体幹を正常位置に戻す順序で進む。正常動物ではさらに視覚入力による立ち直り反射も加わるため、前庭情報は無関係という記述は誤り(選択肢4は誤り)。

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。