学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ B-b. 脳幹による調節 / Q12Bb006

教科書ドリル 生理学

Q12Bb006 運動

問題

次の文の空欄に入る語を答えよ。

脳幹のうち(ア)と橋には、四肢の筋緊張を調節して体重を支える中枢が含まれる。中脳と橋の間で脳幹を切断すると、伸筋優位の(イ)が生じるが、さらに中脳の上方で切断した中脳動物では(イ)は出現せず、反射的に起立姿勢に戻る(ウ)反射が観察される。脊髄のリズミックな歩行回路は中脳の(エ)野からの支配を受ける。

解答
正解ア 延髄 イ 除脳固縮(γ固縮) ウ 立ち直り エ 歩行
解説

脳幹による運動調節の要点は、「切断レベルと出現/消失する反射」の関係である。橋と延髄は抗重力性の筋緊張中枢を含むため、これらを残した脊髄-脳幹下部動物は四肢の緊張を維持できる。中脳と橋の間で切断(=除脳)すると、上位からの抑制性経路が遮断されて脊髄運動ニューロンへの促進が相対的に優位となり、γ運動ニューロン経由で伸筋優位の除脳固縮(γ固縮)が現れる。さらに中脳を残して切断する中脳動物では、中脳が中枢となる立ち直り反射が現れ、随意運動は不可でも反射性に正常な起立姿勢に戻れる。歩行リズムは脊髄内の神経回路が担うが、その調節は中脳歩行野・橋・視床下部からも及ぶ。これらの階層関係は脳幹機能の国家試験頻出ポイントである。

解説画像
次の文の空欄に入る語を答えよ。脳幹のうち(ア)と橋には、四肢の筋緊張を調節して体重を支える中枢が含まれる。中脳と橋の間で脳幹を切断すると、伸筋優位の(イ)が生じるが、さらに中脳の上方で切断した中脳動物では(イ)は出現せず、反射的に起立姿勢に戻る(ウ)反射が観察される。脊髄のリズミックな歩行回路は中脳の(エ)野からの支配を受ける。 解説図
次の文の空欄に入る語を答えよ。脳幹のうち(ア)と橋には、四肢の筋緊張を調節して体重を支える中枢が含まれる。中脳と橋の間で脳幹を切断すると、伸筋優位の(イ)が生じるが、さらに中脳の上方で切断した中脳動物では(イ)は出現せず、反射的に起立姿勢に戻る(ウ)反射が観察される。脊髄のリズミックな歩行回路は中脳の(エ)野からの支配を受ける。
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