学習トップ理由で解く 生理学第5章 ▸ C. 各栄養素の働きと代謝 / Q0361

理由で解く 生理学

Q0361 代謝

出典:鍼灸 第28回(2020) 問題32
問題
蛋白質について正しいのはどれか。
選択肢
1 細胞膜には含まれない。
2 β 酸化により代謝される。
3 4 種類のアミノ酸からなる。
4 細胞の主要な構成成分である。
解答
正解4(細胞の主要な構成成分である。)
解説
✗ 1. 誤り
細胞膜には含まれない。
蛋白質は膜蛋白質(受容体・イオンチャネル・輸送体等)として細胞膜に含まれている。
✗ 2. 誤り
β 酸化により代謝される。
β酸化は脂肪酸をアセチルCoAに分解する代謝経路であり、蛋白質の代謝経路ではない。蛋白質はアミノ酸に分解された後、脱アミノ反応を受けて代謝される。
✗ 3. 誤り
4 種類のアミノ酸からなる。
蛋白質は約20種類のアミノ酸から構成される。うち8種は必須アミノ酸であり、体内で合成できないため食事から摂取する必要がある。
✓ 4. 正しい
細胞の主要な構成成分である。
蛋白質は細胞の主要な構成成分である。細胞の乾燥重量の約50%以上を占め、酵素・受容体・構造蛋白質(細胞骨格)・輸送蛋白質・抗体など多種多様な機能を担う。蛋白質はC・H・Oに加えて窒素(N)を約16%含み、多数のアミノ酸がペプチド結合で連結して構成される。1gあたり約4kcalのエネルギーを産生する。
ポイント
  • 蛋白質は約20種のアミノ酸がペプチド結合で連結した高分子であり、細胞の主要構成成分である。
  • 覚え方のコツ: 「蛋白質は20種・ペプチド結合・窒素16%・4kcal/g」の4つの数字をセットで覚える。「20(にじゅう)・ペプ・16(いちろく)・4(よん)」とリズムで暗記する。
  • 関連知識: β酸化は脂肪酸の代謝経路であり、ミトコンドリアで行われる。蛋白質の代謝(脱アミノ反応)と混同しないこと。
  • よくある間違い: 「4種類のアミノ酸」はDNA/RNAの塩基の数(4種類)との混同である。蛋白質を構成するアミノ酸は約20種類である。
解説画像
鍼灸 第28回(2020) 問題32|蛋白質について正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第28回(2020) 問題32|蛋白質について正しいのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 生理学
App Store入手