学習トップ理由で解く 生理学第1章 ▸ C. 物質代謝 / Q0031

理由で解く 生理学

Q0031 生理学の基礎

出典:あマ指 第13回(2005) 問題45
問題
ATPの合成に利用されないのはどれか。
選択肢
1 クレアチンリン酸
2 グルコース
3 ピルビン酸
4 二酸化炭素
解答
正解4(二酸化炭素)
解説
✗ 1. 誤り
クレアチンリン酸
正しい(ATP合成に利用される)。クレアチンリン酸は高エネルギーリン酸化合物で、クレアチンキナーゼの作用によりADPにリン酸基を転移しATPを迅速に再合成する。
✗ 2. 誤り
グルコース
正しい(ATP合成に利用される)。グルコースは解糖系・TCA回路・電子伝達系を通じてATP合成に利用され、1モルあたり38モルのATPが得られる。
✗ 3. 誤り
ピルビン酸
正しい(ATP合成に利用される)。ピルビン酸は解糖系の産物であり、ミトコンドリアでアセチルCoAに変換されTCA回路に入ってATP合成に寄与する。
✓ 4. 正しい
二酸化炭素
誤り(ATP合成に利用されない)。二酸化炭素(CO₂)はTCA回路における代謝の最終産物(廃棄物)であり、ATP合成のエネルギー源としては利用されない。→CO₂はそれ以上分解してエネルギーを取り出すことができない物質である。→体外に呼気として排出される。
ポイント
  • CO₂は代謝の最終産物(廃棄物)であり、エネルギー源としてATP合成には利用できない。
  • 覚え方のコツ: 「CO₂とH₂Oは代謝のゴミ(最終産物)=もうエネルギーは取れない」と覚える。
  • 関連知識: 内呼吸の全過程ではグルコース+O₂→CO₂+H₂O+ATPとなり、CO₂は排出される側の産物である。
  • よくある間違い: ピルビン酸が「解糖系の産物だからATP合成に使われない」と誤解しやすいが、ピルビン酸はTCA回路の出発材料としてATP合成に大きく寄与する。
解説画像
あマ指 第13回(2005) 問題45|ATPの合成に利用されないのはどれか。 解説図
あマ指 第13回(2005) 問題45|ATPの合成に利用されないのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 生理学
App Store入手