学習トップ理由で解く 生理学第1章 ▸ C. 物質代謝 / Q0032

理由で解く 生理学

Q0032 生理学の基礎

出典:鍼灸 第13回(2005) 問題40
問題
ATP生成の材料にならないのはどれか。
選択肢
1 脂肪酸
2 ビタミンE
3 ピルビン酸
4 グルコ-ス
解答
正解2(ビタミンE)
解説
✗ 1. 誤り
脂肪酸
脂肪酸はβ酸化によりアセチルCoAに分解され、TCA回路・電子伝達系を経てATP合成に利用される。
✓ 2. 正しい
ビタミンE
ビタミンEは脂溶性ビタミンであり、抗酸化作用を持つが、エネルギー基質ではない。異化作用によってエネルギーを取り出す材料は「主として糖質と脂質」。ビタミン類は補酵素などとして代謝反応を補助する役割であり、分解されてATPを産生する材料にはならない。
✗ 3. 誤り
ピルビン酸
ピルビン酸は解糖系の産物であり、ミトコンドリアでアセチルCoAに変換されてTCA回路に入り、ATP合成に寄与する。
✗ 4. 誤り
グルコ-ス
グルコースは解糖系・TCA回路・電子伝達系を経てATPを産生する最も主要なエネルギー基質である。
ポイント
  • 異化でエネルギーを取り出す材料は主に糖質と脂質であり、ビタミンはエネルギー基質ではない
  • 覚え方のコツ: 「糖・脂がエネルギー源、ビタミンはお助け役(補酵素)」と覚える
  • 関連知識: タンパク質もエネルギー源となり得るが、大量に使われるのは飢餓時などの異常な場合のみ。
  • よくある間違い: ビタミンB群が補酵素として代謝に関与することから、ビタミン=ATP材料と混同しやすい
解説画像
鍼灸 第13回(2005) 問題40|ATP生成の材料にならないのはどれか。 解説図
鍼灸 第13回(2005) 問題40|ATP生成の材料にならないのはどれか。
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